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藤井風「真っ白」が大瀧詠一に似てる件。いろはすCM曲のルーツ考察!

音楽コラム:大瀧詠一に似てる?藤井風『真っ白』音像のルーツ 趣味・コラム
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藤井風さんの新曲「真っ白」は大瀧詠一さんの黄金期を思わせる、最高に心地よいブラックミュージック消化型の極上ポップスです!

テレビを見ていたら、気になる「い・ろ・は・す」のCMと出くわしました。

映像の爽やかさはもちろんですが、それ以上に音像に耳をギュッと持っていかれたのです。

ネットで調べてみると、曲は藤井風さんの「真っ白」。というか、画面に映っている人自体が藤井風さんその人でした。

「え?これ、藤井風なの……!?」

思わずリビングで妻に向かって叫んでしまいました。

「この曲、大瀧詠一みたいじゃない!?」

曲というか、メロディーや多重録音のアレンジ、包み込むような歌い方の全てにおいて。

私と同じように「どこか懐かしい」「大瀧詠一のナイアガラサウンドの匂いがする!」と違和感(というか大歓喜)を覚えた方も多いのではないでしょうか。

この記事は、こんな方におすすめ!
  • CMで「真っ白」を聴いて誰の曲に似ているのか【モヤモヤ】を解消したい方
  • 藤井風さんと大瀧詠一さんという2人の天才の【共通点】を深掘りしたい方
  • 「真っ白」を今すぐフル音源でじっくり聴く方法を知りたい方
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【結論】「何なんw」のリズム系から「ロンバケ」のマス鷲掴み系へ到達した衝撃

藤井風さんのことはこれまで、「何なんw」や「あつさのせい」「Workin’ Hard」に代表されるように、R&Bなリズムやメロディーに心地よく日本語を乗せるミュージシャンだと思っていました。

黒人の裏拍のリズムを扱い、歌いこなせる「リズム乗りこなし系」の系譜。

日本で言えば、久保田利伸さん、岡村靖幸さん、平井堅さんなどの流れにあるのかなと。

しかし、その3人の延長線上・さらに上の世代には、黒人音楽をみごとに吸収して裏拍なリズムを乗りこなした大先達として大瀧詠一さんが存在します。

そう考えると、藤井風さんと大瀧詠一さんが繋がるのは当然なのかもしれません。

今回の「真っ白」は、大瀧詠一さんの大名盤『A LONG VACATION』や『EACH TIME』の雰囲気を強烈に思い出させます。

『A LONG VACATION』は、はっぴいえんど時代の旧友である細野晴臣さんや松本隆さんが、YMOや松田聖子さんなどのアイドル曲でマスの心を捉えてブレイクしたのを見て、「僕もそろそろ売れないとなあ」と一念発起して作り上げ、思惑通りバカ売れさせた(と伝説的に語り継がれる)歴史があります。

藤井風さんも「リズムを乗りこなす」のは当然として、そこからもう一歩進めて「一般にも馴染みやすいメロディーや多重録音を駆使したアレンジでマスの心をつかむ領域」に到達しているのです。

短く言うと、「ブラックミュージックを消化し、マニアの心もマスの心も掴む系」。

さらに短く言うと、「マニアもマスも鷲掴み」系。

藤井風さんは、30代手前にして初期の尖った時代から、黄金期の大瀧詠一的な存在感まで自分のものにしてやがる……!と、鳥肌が立つほどの衝撃を受けました。

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なぜ藤井風と大瀧詠一は「若いのに圧倒的な存在感」を手にできるのか?

大瀧詠一さんも藤井風さんも、音楽マニアや専門家を唸らせる高度な構造を持ちながら、知識のない人が聴いても「うわ、良い曲!」と一発で好きになってしまう。

この「マスを掴んで売れる」と「専門家ウケが良い」を完璧に両立させている点こそが、2人の共通点であり凄さです。

地方出身という奇跡が育んだ「対欧米」の音楽感性

大瀧詠一さんは岩手、藤井風さんは岡山。

2人とも大都市圏ではなく地方出身であることも非常に興味深いポイントです。

幕末の開国以来ずっと続く日本人の「対欧米」という流れの中で、大都市のカルチャー空間ではなく、情報や音楽仲間が限られた地方という環境から黒人音楽を乗りこなす天才が現れるのは、奇跡的と言いたくなります。

令和に生きる藤井風さんはデジタルネイティブですが、大瀧詠一さんの時代にはネットなんてありません。

それなのに、はっぴいえんど時代には、東京出身で立教大学のハイソな細野晴臣さんをして「なんで岩手にこんなに音楽詳しい奴がいるんだ!?」と恐れさせた(と伝説的に語り継がれているとかいないとか?)ほど、一人で音楽の深海に潜り込み、海外の音楽を自分の中で完全に消化していたのです。

その純粋培養された感性が、昭和と令和という時代を超えて、大衆(マス)を魅了するポップスとして花開いているのは本当に感動的です。

ボサノバ風アコギに見る「大瀧詠一の先に行く進化」

ただし、仮に「真っ白」が大瀧詠一さんの黄金期を意識しているとしても、そこに終わらないのが藤井風さんの凄さです。

それは再生ボタンを押すとすぐに分かります。

大瀧詠一さんの発声を思わせるハミングが始まる直前(ドラマ『ラブ・ジェネレーション』の主題歌「幸せな結末」も思い出させてくれますよね!)、心地よいボサノバ風のアコースティック・ギターが鳴り響きます。

大瀧詠一からの影響を公言する横山剣率いるクレイジーケンバンドにも、ボサノバを思わせるギターやアレンジを取り入れた曲がありました。

まず、セカンドシングル「せぷてんばぁ」です。

夏の恋に破れたショックで「明日は会社を休みます」と宣言する曲。

ギターリフが、ブラジルの歌手でギタリストのジョアン・ジルベルトが1959年にリリースしたマイナー調の曲「デサフィナード(Desafinado)」を彷彿とさせます。

もう一つ。

名盤『777』(2003年発表)収録の「I LIKE SUSHI」。

ギターのリフがボサノバ調で似ています。

大瀧詠一は、「もろにボサノバ」な曲は発表していない気がしますが、大瀧チルドレン的存在の横山剣も、大瀧詠一グランドチルドレン的存在(と勝手に認定)の藤井風も、ボサノバ的フレーバーを隠さない。

このコントラストは非常に面白いです。

過去の偉大なルーツを引き継ぎつつも、自身のフィルターを通して今の新しいポップスへとアップデートしてしまう。

藤井風というアーティストの底知れなさを痛感させられます。

【体験談】リビングで「これ大瀧詠一じゃない!?」と思わず妻に問いかけた夜

わが家では普段、子どもたちのテレビ番組かYouTubeが流れていることが多いのですが、その日はたまたま「い・ろ・は・す」のCMが流れたのです。

いつもなら流し見してしまうCMの映像よりも、先に私の耳が反応しました。

「えっ……このメロディー、大瀧詠一の『幸せな結末』とかあの辺の匂いがプンプンするんだけど!?」

慌てて画面を見ると、映っていたのは藤井風さんご本人。

思わず「これ藤井風なの!?大瀧詠一じゃない!?」と妻に鼻息荒く問いかけてしまいました。

妻は「え〜?うーん、まあそんな気もする」と呑気な返事でしたけど(笑)。

私の中では「あの『何なんw』でR&Bの衝撃を与えてきた若い青年が、30代手前にしてロンバケ期の大瀧詠一まで自分のモノにしてやがる……!」と、一人で鳥肌が立つほどの衝撃でした。

わが家のズボラ主婦である妻にとっても、家事の合間にテレビから流れてくるこの曲は、日々の疲れをパッと吹き飛ばしてくれる最高の癒やしアイテムになっているようです。

藤井風の「真っ白」はどこで聴ける?音源の入手方法とおすすめの聴き方

この「真っ白」、音源を手に入れる・聴く方法としては大きく分けて2つあります!

  1. デジタル配信(サブスク・ダウンロード):配信EP『真っ白』またはアルバム『Pre: Prema』で今すぐ聴ける
  2. CD: 3rdアルバム『prema』の【初回限定盤】特典CD(DISC 2『pre:prema』)に収録

※ 『prema』通常盤のCDには「真っ白」が収録されていないため、CD現物で手に入れたい方は必ず「初回限定盤」を選んでくださいね。

① スマホで今すぐ聴きたい方(サブスク・配信EP)

「家にCDプレイヤーがない」「今すぐフル音源を聴きたい」という方は、音楽配信サービスが一番手軽です。

サブスクや配信ストアで「藤井風 真っ白」または「Pre: Prema」と検索すると、すぐに見つかります!

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② CDとして手元に残したい方(初回限定盤2CD)

「やっぱり手元にCDの形で置いておきたい!」という方は、特典CD(DISC 2)が付いた初回限定盤をチェックしましょう。

実はアルバム『prema』は他の曲も最高に良くて、「買って大正解!」な一枚でした。

「真っ白」が気になっている方はもちろん、アルバム全体の空気感も素晴らしいので、ぜひ他の曲もあわせてチェックしてみてくださいね!

店頭を探しまわる手間を省き、確実に手に入れたい方はネット通販が便利です。

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「真っ白」に関するよくある疑問

Q. 「真っ白」って過去の名曲のカバー曲なの?

カバー曲ではなく、藤井風さんが書き下ろしたオリジナルの新曲です!

昭和のナイアガラサウンドやシティポップ、ボサノバの要素が見事に融合しているため「昔どこかで聴いたことがあるような名曲」という感覚になりますが、完全なオリジナル楽曲です。

Q. 通常盤のアルバム『prema』でも聴ける?

A. いいえ、通常盤CDには収録されていません!

「真っ白」がCDに収録されているのは、初回限定盤に付属する特典CD『Pre: Prema』です。

物理CDで手元に残したい方は、買い間違いのないよう必ず「初回限定盤(2枚組)」を選んでくださいね。

まとめ:今すぐ「真っ白」のフル音源を聴いてみよう!

最後に、今回の記事のポイントはこちら!

  • 「真っ白」は大瀧詠一の黄金期を彷彿とさせる【マニアもマスも鷲掴み系ポップス】
  • 地方出身の2人が「対欧米」で海外音楽を消化して生み出した【奇跡の共通点】
  • フル音源を聴くなら配信サービスか【初回限定盤pre:prema】で!

家事や子育てに追われる毎日ですが、ふと「真っ白」を耳に流すだけで、あの静けさと上質なメロディーが心を洗ってくれます。

わが家のように「大瀧詠一っぽいよね!?」と家族で盛り上がるのも楽しいはずです。

今なら初回限定盤の在庫もネットでスムーズに確認できますので、気になる方は早めのチェックが安心です。

手元にCDを置いておきたい方はこちらからチェックしてみてくださいね。

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