体の中の ホネホネホネホネ、全部見せましょ 骨組みガチャガチャ。
(※私が覚えている歌詞の断片より)
頭蓋骨、肋骨、尾てい骨、そりゃ鎖骨。
この歌詞を聞いて、「あ!」と思った方はいますか?
それとも「何その曲?」と首を傾げましたか?
私はアラフォーですが、まさにこの歌詞が、ふとした瞬間に、今でも時々頭の中でリフレインしています。
子どもの頃、テレビで恐らく何度も聴いた、ちょっと怖くて、でも楽しい歌。
てっきり、NHK教育テレビの「おかあさんといっしょ」や「みんなのうた」で流れていた曲で、タイトルは「ホネホネロック」という曲だと思い込んでいました。
だって、骨が出てきて、楽しげなロック(のような雰囲気?)だったから…!
「ホネホネロック」じゃなかった!アラフォー夫婦のすれ違い
ところが、今日、衝撃の事実を知りました。
夫と「ホネホネロック」の話になり、彼が、

ホーネホネロック〜
…と歌い出したのです。

???
私の知っている曲と全く違う。
ネットで調べてみると、子門真人さんが歌う、私が一度も聴いたことのない曲がヒットしました。
しかも、それが世間一般でいう「ホネホネロック」だというではありませんか。
(「ひらけ!ポンキッキ」の曲で、かなり有名らしいですね…。我が家では全く見ていなかったので、聴く機会がなかったようです。)
まさか、自分が長年信じていた曲名が間違いだったとは、かなりの衝撃でした!
そして、夫は夫で、「骨組みガチャガチャ」の曲は全く聴いたことがないと言います。同世代は当然みんな知っている曲だと思っていたのに…。
じゃあ、私が繰り返し聴いていたあの曲は、一体何だったのか?
ネット検索でも出てこない!あの「懐かしの子ども向けソング」
この謎を解き明かそうと、さらに、ネット検索をしてみました。
現代社会は、ちょっと調べれば何でも出てくる「検索万能」の時代。
きっとすぐに動画が見つかって、あの懐かしい曲が聴けるだろうと、軽い気持ちでいました。
しかし、私の期待は裏切られます。
Googleで、覚えている歌詞を検索してみると、ヒットしたのは「教えて!goo」のQ&Aサイトでした。
そこで、私と同じ疑問を持つ人がいることを発見。
そこには、その曲は「ホネホネ ポップ」(作詞:小林まさみ、作曲・編曲:赤坂東児、歌:藤原正紀)、放送されていたのは「ピッカピカ音楽館」という番組である、という回答が寄せられていました。
ついに曲名が判明した!と歓喜したのも束の間、そこには「CDもなく動画もUPされていない」という、残念すぎる情報が添えられていたのです。
そんな…。
この情報過多の時代に、こんなにもはっきりと記憶に残っている曲が、どこにも見当たらないなんて。
「ホネホネポップ」で検索しても、出てくるのは「ホネホネロック」か、はたまた「ホネホネワルツ」という第三のホネホネ楽曲です。(後者も少し気になりますが…。)
まさに「幻の曲」です。
「ホネホネロック」に負けない!あの曲がアラフォーの心に刻まれた理由
この「ホネホネポップ」なる曲が、なぜこれほどまでに私の心に深く刻み込まれているのでしょうか。
考えられるのは、そのキャッチーな歌詞と、子どもの好奇心をくすぐるちょっと怖い?テーマです。
「体の中のホネホネホネホネ、全部見せましょ骨組みガチャガチャ」という直感的でインパクトのあるフレーズ。
そして、子どもたちが興味を持ちやすい「体の仕組み」や「骨」というユニークな題材。
私も大好きでした。
「ピッカピカ音楽館」とは子ども向け番組だったのでしょうか。骨のアニメーションと共に流れていた気がします。
何度も繰り返し見ることで、私の記憶の深い部分に、しっかりと定着したのだと思います。
…ということは、きっと他にも同じように覚えている方がたくさんいるに違いありません!
一方で、本当に、公式な音源がほとんど残っていないのであれば、非常に残念なことです。
もしかしたら、テレビ番組内のオリジナル曲で、単独で商品化されることが少なかったのかもしれません。
謎は深まるばかり。それでも、いつか聴きたい
ネットで何でも手に入ると思っていたのに、こうして聴きたくても聴けない曲がある。
聴けないとなると、余計に聴きたくなるものです。
このもどかしさ、私と同じように共感してくれる人もいるのではないでしょうか。
もしかしたら、どこかの押入れに眠る古いビデオテープの中に、その姿が残されているかもしれませんし、当時の番組関係者の方は覚えていらっしゃると思います。
いつか、どこかで、この「ホネホネポップ」の完全版を聴ける日が来ることを願ってやみません。
もし、この記事を読んで、この「ホネホネポップ」について「知ってる!」「思い出した!」と共感してくださる方がいたら嬉しいです。
記憶のピースを繋ぎ合わせる旅は、まだまだ終わりそうにありません。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。