「もうすぐ家庭訪問だけど、お茶やお菓子って、今どうするのが正解なの?」
コロナ禍を経て久しぶりに家庭訪問が再開し、以前との違いに戸惑っている方もいるのではないでしょうか。
お茶出しをする場合、先生に失礼なく、かつスマートに済ませたいですよね。

この記事は、以下のような方におすすめです!
- 小学校の家庭訪問のお茶出しに悩んでいる方
- コロナ禍以降、初めて家庭訪問を迎える保護者の方
- 先生への心遣いをスマートにしたい方
冷やした麦茶をグラスで出すのが最適解!
結論として、家庭訪問のお茶出しは、冷蔵庫で冷やした麦茶を、氷は入れずにグラスに注いで出するのが最適だと、我が家では考えています。
また、お茶菓子は用意しないことになりました。
なぜなら、先生への気遣いと、ご家庭の負担軽減を両立できるからです。
この結論に至るまでの、我が家のリアルな体験談を時系列でご紹介します。
我が家の家庭訪問、試行錯誤の道のり
2023年:コロナ後初!ペットボトル緑茶とお茶菓子は過剰?
2020年からのコロナ禍で家庭訪問が実施されなかった期間を経て、2023年に再開。
コロナ後、初めての家庭訪問でした。

お茶は出すべき?でもコロナを気にする先生もいるかも…
学校からの指示は特になかったため、ネットで情報収集。
感染対策として、先生がその場で飲んでも、持ち帰っても良いようにと考え、以下のものを用意しました。
- 冷やした未開封の小さなペットボトル緑茶(200ml程度)
- ガラス湯飲みとコースター
- 個包装の和菓子
流通量の多い500mlのペットボトルの方が経済的ですが、量が多いものは、開封や持ち帰りに先生が気を遣うかもしれないと考え、あえて飲みきりサイズを選びました。
また、ご年配の先生だったため、念のため、お茶菓子も用意し、お皿に載せて添えることにしました。
当日、上の子の先生はマスク姿で来訪し、懇談時間はわずか10分。
時計を見ながらぎりぎりまで懇談し、時間はあっという間に過ぎていき…、
先生は、お茶にもお菓子にも手をつけられませんでした。
最後に先生が「すみません、お茶を頂きます」と仰ったので、「はい、よろしければお持ち帰りください」と伝えると、未開封のままペットボトルを持ち帰られました。

無駄にならず、先生のタイミングで飲んでいただける、なかなか良い方法だったかも!
…と思いましたが、冷静に考えると、先生は一日に何軒も訪問されます。
各家庭で持ち帰りの飲み物が重なると、かえってご迷惑になるかもしれません。
また、未開封の200mlペットボトルは、持ち帰りやすいものの、少し気を遣わせる印象も。
小さなペットボトルは割高、という点も気になりました(節約家の視点)。
お茶菓子について
家庭訪問は分刻みのスケジュールです。
お茶菓子は、先生が召し上がる時間もなく、持ち帰られることもありませんでした。
先生も、お茶とお菓子を両方持ち帰るのは過剰に感じられたのかもしれません。
これは不要だったと感じました。
実家の母も言っていましたが、私自身が小学生の頃の家庭訪問は、時間がもっと長く、お茶もお茶菓子も出すスタイルだった記憶があります。
当時は、現在よりも、それらを味わって頂く時間があったのかも…と思うなどしました。
「玄関先」で終了!?焦るお茶出し
さらに、下の子の先生は、到着早々、「玄関先で結構です」と言われたため、リビングに用意していたお茶を、うっかり渡しそびれてしまう失敗もありました。
先生によって対応が違うので、難しいですね。
2024年:麦茶をグラス出し!氷への少しの後悔
2024年の家庭訪問では、コロナへの意識の変化を感じ、未開封ペットボトルの割高感も気になりました。
来客には緑茶が良いかなとも思いましたが、近年の家庭訪問は短時間に設定されていることが多いため、お茶の準備でお待たせしたり、懇談時間を削るのは避けたいところです。
また、緑茶の利尿作用も考慮し、初夏で日中も暑くなってきたので、その場で飲んでいただくなら冷たい麦茶が良いと考えました。
市販のペットボトル麦茶を冷蔵庫で冷やしておき、ガラス湯呑みに移し、氷を少し入れてお出ししました。
- 冷やしたペットボトル麦茶+氷
- ガラス湯呑みとコースター
来られた上の子と下の子の先生で、マスクの有無は分かれました。
どちらの先生も、懇談中に飲み物に手をつけず、氷はどんどん溶けて小さくなっていきました。
以前ネットで見た、「他人の家の冷蔵庫の氷は気になる」という意見を思い出し、氷は不要だったかもしれないと感じました。
結局、どちらの先生も、懇談後に、氷がなくなった麦茶を何口か飲んで帰られました。
お茶出しのタイミングは?
予定時刻にキッチンで麦茶を注いでおき、先生が来られたら部屋にお通しし、キッチンからお茶を載せたお盆を持って行く…という流れで、お待たせせずに済みました。
しかし、この流れだと、少し前に麦茶を注ぐことになります。
先生が遅れる可能性も考えると、やはり氷はない方が準備しやすいと思いました。
2025年:最適解!冷えた麦茶を氷なしグラスで
2年間の経験を踏まえ、2025年の家庭訪問で用意したのがこちらです。
- 冷やしたペットボトル麦茶
- ガラス湯呑みとコースター
先生がいらしたら、氷は入れずにグラスに注いでお出ししました。

グラスで出すことで、程よいおもてなしの気持ちを伝えつつ、懇談後に、必要に応じて先生が喉を潤せるようにと考えました。
氷は、溶けて味が薄まる心配や、気になる方もいる可能性を考慮し、見送りました。
結果は、上の子の先生は懇談後に飲み干して帰られ、下の子の先生は、手を付けられずに帰られました。
まとめ:迷ったらコレ!過度でない、スマートなおもてなし
試行錯誤を通して、家庭訪問のお茶出しで最も大切なのは、過度なもてなしではなく、先生への程よい配慮だと思いました。
最後に、今回の記事のポイントはこちら!
家庭訪問で、先生への配慮と、おもてなしのバランスが良い最適解は…
- 冷やした麦茶を、清潔なグラスとコースターでお出しする。
- 氷は、溶けることや気になる方もいる可能性を考慮し、無くても良い。
- 短い懇談時間を考えると、お茶菓子は不要。
家庭訪問は、先生と大切な話をする貴重な時間。
お茶出しに悩みすぎず、先生とのコミュニケーションを第一に考えることが大切なのかもしれませんね。
上記はあくまで一例です。
地域や学校の方針、先生によって考え方は異なりますので、ご家庭ごとの最適な選択をしてくださいね。
今回の記事に興味を持っていただいた方には、コロナ後の給食当番マスクについて、我が家の実例を書いた、こちらの記事も読んでいただけると嬉しいです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
(この記事は、2025年9月時点の情報をもとに、加筆・修正したものです。)