「せっかく新築するなら、おしゃれな【備え付け】のカップボードがいいなぁ…」
そう憧れる気持ち、すごくよく分かります!
壁一面に美しいカップボードが設置されていると、統一感と高級感がありますよね。
でもちょっと待ってください!
今回は、実例をもとに、我が家がなぜ【据え置き型】のカップボードを選んだのか、その理由と、ズボラ家族の食器棚選びで、唯一の譲れないこだわりポイントをご紹介します。

この記事は、以下の方におすすめです!
- 新築や引っ越しでカップボードを備え付けにするか、据え置きにするか悩んでいる方
- 食器棚選びで重視すべきポイントを知りたい方
実例!メリットだらけの備え付けカップボードに、予期せぬデメリット
私の親族の話なのですが、新築の際に、ハウスメーカーにおすすめされたメーカーで、数十万かけて、天井までの美しい備え付けカップボードを設置しました。
自分に使いやすくカスタマイズできたとのことで、お皿の収納量もピッタリ、炊飯器などのキッチン家電もスッキリ収まっていました。見た目もおしゃれで、まさに完璧!
耐震性も高く、上に埃も溜まらないというメリットもあったと思いますが…。
なんと数年後、事情で、その家を売却することになったのです。
そこで表面化したのが、備え付けカップボードの予期せぬデメリット!
…ということが問題になったそうです。

大きいし、引越し先の広さや、天井の高さに合うかも分からない…。
ただ、もしかすると、設置先の問題については、業者さんに相談したら何とかなることもあるかもしれません。
ですが、ただでさえ引っ越しで色んなお金がかかる時に、また費用がかさむことに悩んだそうです。
結局、豪華なカップボードは、泣く泣く、家と一緒に置いていくことになりました。
そして、さらに、引越し先では、食器棚を再度購入するはめに…。
親族は、今度は据え置き型を購入すると言っていました。
引越し時には、カップボードも家と一緒に売れば良い?
当初、親族は、「カップボードを持って行けないなら、家の売却価格に上乗せして売りたい」と言っていました。
しかし、その家は、希望価格ではなかなか買い手が見つからず、結局、何度か値下げをすることになり、その希望は叶わなかったそうです。
家を探している人の中には、「カップボード付き」という条件がメリットになる人もいると思います。
でも、既に良い食器棚を持っていて不要な人もいると思いますし、もしかすると、家の買い手を選ぶことになってしまったのかもしれません。
新居を建てる時は、数年後に引越す可能性など考えない人の方が多いと思いますが、人生何があるか本当に分からないな…と実感しました。
後悔エピソードが、我が家の食器棚選びに与えた教訓
以前から、この親族が後悔した話を聞いていたので、我が家が中古住宅を購入した際、カップボードは、迷わずアウトレットで据え置き型を選びました。
お陰で、というと申し訳ないのですが、中古住宅なので、将来引っ越すことも考えられるな…と先を見越して考えることができました。
この食器棚は、自分たちでも左右・縦横に分割することができるので、必要があれば動かせますし、将来、再び引っ越しする際にも、持ち運び可能です。
据え置き型カップボードの メリット・デメリット
据え置き型カップボードにも、もちろん メリットとデメリット があります。
デメリット
メリット
そして、ズボラ家族が食器棚選びで絶対重視した唯一のポイント
そして、ここからが本題!ズボラな我が家が食器棚を選ぶ上で、唯一の絶対に譲れなかったポイントがあります。それは…
引き出しのレールです!
軽く押しただけで最後までスーッと閉まる、スムーズに開閉できるレールであること。
これが、切実に重要でした。
なぜなら、自分で最後まで押す必要がある重いレールだと、高い確率で引き出しが開けっぱなしにされてしまうからです。
それこそ、未就学のお子さんがいるお宅などでは、色んな引き出しを開けるだけで満足して、閉めるのを忘れることが、よくあるのではないでしょうか?
そうすると、引き出しに埃が入る懸念があったり、たまに歩いていて引っかかって危ないこともあります。
なので、食器棚を選ぶ際、お店では、必ず実際に引き出しを開け閉めしてみて、お皿を入れてもスムーズに動くか、耐荷重はどうかを店員さんに確認することをオススメします。
おかげさまで、普段はあらゆる引き出しが開けっぱなしの我が家ですが、この食器棚の引き出しだけは、いつもきちんと閉まっています!
ちょっとしたことですが、日々のプチストレスが本当に軽減されました。
まとめ:食器棚は「 軽く動く 」引き出しレールを重視するとストレスフリー
最後に、今回の記事のポイントはこちら!
- 備え付けカップボードは高級感があり、カスタマイズできて使いやすいが、引越しの際には運びにくかったり、工事費用が必要になる場合がある。
- 据え置き型カップボードは引越しに強いが、耐震性や埃には対策が必要。
- 引き出しのレールがスムーズに動くかどうかを最優先に選ぶとストレスフリー!
カップボード選びで悩んでいるあなたに、少しでも参考になれば嬉しいです!