「また断れなかった…」
頼まれたことをなかなか断れず、後で後悔する経験はありませんか?
かつての私は、まさにそんな「断れない人」でした。
大学生の一人暮らし時代、新聞勧誘を断れず不要な契約をしたことも。

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と頭を下げられ、
「断ると相手がかわいそう…」そう思っていたのです。
でも今は大丈夫。不要なことは初期段階で断れます。
この記事では、かつての私のような「断れない人」が、どのように考え方を変え、時間とお金の無駄をなくせるようになったのか、具体的な方法をご紹介します。

この記事は以下の方におすすめです!
- 頼まれごとを断るのが苦手な方
- 押しに弱く、不要なものを買ってしまいがちな方
- 勧誘をうまくかわしたいと思っている方
- 時間やお金を無駄にしたくない方
- もっと自分の気持ちを大切にしたい方
なぜ断れない?「断れない人」の心理
なぜ、私たちは「断る」という行為にとても抵抗を感じてしまうのでしょうか? 背景には、いくつかの心理が働いていると考えられます。
これらの心理が複雑に絡み合い、「断れない」という行動につながってしまうのです。
でも、大切なのは、相手の都合ばかりを優先し、自分の時間やお金、気持ちを犠牲にする必要はないということ。
「元・断れない人」の私が実践した5つの対策
私が、「断れない人」を卒業するために実践した考え方をご紹介します。
1.相手は自分の利益を考えているだけ
一方的な勧誘をしてくる相手は、あなたの事情など二の次で、自分の利益を最優先に考えています。
以前、夕方に子供向け英語教材の勧誘が来ました。
風船を見せ、「○○です、玄関先までお願いしまーす」という強引なスタイルにイラッと。
「すみませんが、忙しくて」と伝えても、「すぐに終わりますので、玄関先までお願いしまーす」と食い下がってきたのです。
そこで気弱な人はひるんで、つい玄関に出て話を聞いてしまいそうですが、あなたが言葉を色々考える必要は全くありません。
「あー、すみませんが時間がなくて」と再度同じことを言えばOK。
それでやっと諦めて帰ってくれました。
あなたの事情を考えない相手に、申し訳なく思う必要は全くありません。
2.断るなら早い段階が親切
少しでも「必要ない」「興味がない」と感じたら、早い段階で断ることが、結果的に相手のためにもなります。
中途半端に話を聞くと、相手は期待してしまいます。
その期待を裏切る方が、相手にとって時間と労力の無駄になり、申し訳ない気持ちも大きくなります。
早めにきっぱりと断ることは、お互いにとって最も効率的な方法なのです。
3.訪問販売は数百件の中の1件
訪問販売や電話勧誘の担当者は、毎日何件も断られています。
あなたが特別に断りにくいと感じる相手でも、それは日常業務の一部。
あなたが「断ったら悪いかな…」と感じるほど、相手は気にしていない可能性が高いです。
必要のないものを無理に購入したり、貴重な時間を割いて話を聞いたりする必要はありません。
4.不要な話は時間とお金の無駄
そして、「ほしいと思っていないものの話を聞く時間」は、完全に無駄です。
そして、もしその結果、意に沿わないものを買ってしまったら、時間だけでなくお金の無駄にも。
私は気は弱いですが、ケチな性格なので、他人の儲けのために自分が損をしていると考えたら、断る選択肢しかないと考えられるようになりました。
興味のない話に時間を費やすことを避け、「本当に自分に必要なものか?」「この時間はもっと有効に使えるのではないか?」と自問自答することで、無駄な時間とお金を防げます。
5.毅然とした態度で初期にシャットアウト
宗教の勧誘など、親切そうな雰囲気で近づく相手もいますが、いきなり有無を言わさず一方的に話し続ける方も多いです。
「〇〇についてどう思われますか?最近は〇〇で…」
良い人そうな見た目で断りづらいですが、結局は、あなたの都合を考えないので、一方的に話し続けているのです。
そのような場合は、初期段階で「すみませんがあまり興味がなくて」と、相手の言葉が途切れなくても、無理にでも言葉をさしはさみ、はっきりと意思表示することが大切です。
相手が純粋そうに見えても、あなたの貴重な時間を奪っているという事実は変わりません。「可哀想」と思う必要はなく、毅然とした態度で自分の時間と気持ちを守りましょう。
まとめ:「断れない」自分から卒業するために
「断る」ことは、自分の時間、お金、気持ちを守るための大切なスキルです。
最後に、今回の記事のポイントはこちら!
- 相手はあなたの事情よりも自分の利益を考えている。
- 断るなら早い段階で、相手に無駄な期待をさせないことが親切。
- 訪問販売の担当者は断られることに慣れている。
- 不要な話を聞くのは時間とお金の無駄。
これらの考え方を身につけることで、「断れない人」から卒業し、より自由で充実した時間を過ごせるようになるでしょう。
今日から少しずつ、自分の意思を大切にする練習を始めてみませんか?
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。