わが家の勉強嫌いな小学生が、初めての英検5級試験に合格した勉強方法は、「2冊のテキスト学習」と「ご褒美作戦」の掛け合わせでした。
「うちの子、全然勉強しなくて……」と悩むご家庭は多いですよね。
わが家の小学校高学年の娘も、三日坊主が当たり前の勉強嫌い。もちろん塾にも行きたがりません。
そんな娘が、約3ヶ月の自宅学習の結果、英検5級に一発合格できました。


この記事は、以下の方におすすめです!
- 小学校高学年前後のお子さんが勉強嫌いで、英検のやる気を出させる方法を知りたい
- 英検5級の独学におすすめのテキストを知りたい
- なるべくお金をかけずに、モチベーションを維持させたい
→「わが家が使った2冊のテキストを今すぐ知りたい!」という方は、こちらから読み飛ばせます。
おうち英語歴は?乳児期からの「しまじろう」と「ことば絵じてん」
今回、わずか3ヶ月の対策で合格できた裏には、これまでの細く長い英語ライフ(?)の下地もありました。
娘のこれまでの「おうち英語」歴を少し振り返ってみます。
1. こどもちゃれんじEnglish
「英語は大事!」と考えて、一番初めに、1歳頃から、しまじろうの英語(こどもちゃれんじEnglish)の通信教材を4年間続けました。
娘は、小さな頃はおもちゃでよく遊び、途中から届いたタブレットも大好きでよく触っていました。
ですが、後半になると、届いてしばらくは遊ぶものの、ワークブックや少しルールが複雑なカードゲームなどは与えたきりで放置状態に…。
時々は遊んでいたものの、教材のポテンシャルを十分発揮しきれなかった苦い経験があります。
親が隣でじっくり関わる余裕があれば、より活用できたのかも…と思います。
2. 音声タッチペン付き「にほんご えいご ことば絵じてん」
そして、わが家で一番長く、ボロボロになるまで大活躍したのが、「0さいからの にほんご えいご ことば絵じてん」です。
▼わが家が使っていたものは旧版ですが、現在はフルリメイクでパワーアップした新版が出ています!▼
画面を見つめる学習と違って、タッチペンで音が出る仕組みなので「目が悪くならない」のが親として本当に安心でした。
なんと、約3000語もの単語が、日本語と英語で楽しく説明されています。
単語以外にも、あいさつの言葉や、一週間や季節、色の種類などがまとめて載っていたり、歌や効果音など、とにかく興味をひく仕掛けがたくさん!

わが家の子どもたちは、「おなら」の音を何度も鳴らして喜んでいました…。

娘もしょっちゅうページをめくって音を鳴らして楽しんでいました。
姉弟ふたりともお気に入りで、赤ちゃん時代から小学校低学年くらいまで、何年も長く楽しんでくれました(遊び尽くした今でも、たまに見つけると手に取って遊んでいます)。
遊びながら自然とたくさんの英単語に触れられたのはとても大きかったと思います。
これは本当に、買って良かったと胸を張って言える商品です!
3. Eテレやスマホも活用(~現在)
スマホを持つようになってからは、無料アプリの「デュオリンゴ(Duolingo)」を時々、1年ほどゆるく続けています。
ちなみに、下の子は昔から「おさるのジョージ」が大好きなので、「時々英語音声で見たら?」と勧めてみたのですが、こちらはたまにしか聞いてくれません(笑)。

ゲームやスマホがわが家に来る前は、小さな頃からEテレの「えいごであそぼ」などもよく見ていました。
こうして振り返ってみると、当時は与えっぱなしになった教材もあって罪悪感がありましたが、しまじろうのおもちゃや「ことば絵じてん」などで、遊びながら英語の音や単語に触れる時間が長かったこと、それが本当に大きかったと感じています。
勉強嫌いの娘でも、「英語=楽しい、嫌いじゃない」感覚のまま、簡単な語彙や、英語を聞く耳(リスニング)の小さな下地が自然とできたのではないかと思います。
(なぜなら、わが家の夫より子どもたちの方が、ふと耳に入った英語を聞き取れていることがあるから!)
幼児期からの、この「ゆるい英語貯金」の土台があったからこそ、今回、塾なしでわずか3ヶ月というスピードでも、一発合格という結果につながったのだと、今になって実感しています。
という訳で、この「英語はまあまあ好き」だけど、普段は三日坊主の娘が、どうやって自ら机に向かったのか?
わが家が実践した、日常に溶け込ませる「一石三鳥の仕組み」をご紹介します!
勉強嫌いな小学生が「塾なし」で机に向かった「一石三鳥」の仕組み
平日は、ただでさえ学校の宿題や習いごとで、手いっぱいな小学校高学年。
そこに「英検の勉強」を上乗せするのは、三日坊主の娘でなくても至難の業です。
ですが、娘は、英検の勉強をそのまま「学校の宿題の自主学習(自学)」として提出していました。
これで「宿題も終わるし、英検対策もできる」という状態に。
幸いにも娘の学校は、必ずしも自主学習をノートで提出しなくても、家庭で購入したワーク類をそのまま提出して良い、となっています。
自主学習でノートに文字を書く、というステップが激減したことで、字を書くのが嫌いな娘のハードルは一気に下がりました。娘も、

ノートに自主学習するよりラクだから、宿題が簡単!
と、かなり気に入った様子。
さらに、娘から「スマホ時間を延ばして」と言ってきたときがボーナスステージ。
「じゃあ、英検やったらね」と言うと、「やる!」と、驚くほどすんなり机に向かってくれました。
こんな感じで、他の宿題や明日の準備は面倒くさがるときでも、英検のワークは、多少のムラはありつつもコンスタントに続けることができたのです。
宿題・スマホ交渉・英検対策がすべてつながる、まさに「一石三鳥」のズボラ流の仕組み化です。
【出費ゼロ】鬼滅の刃でやる気アップ!わが家のご褒美システム
モチベーション維持の最大の目玉は、やっぱり「ご褒美」の約束でした。
娘が欲しがったのは、大人気漫画『鬼滅の刃』の全巻セット。
ちょっと高すぎ…?
でも実はこれ、子どもが小さい時にはぐちゃぐちゃに破られそうで怖かったので、私がこっそり全巻集めてクローゼットの奥に隠していた、「ほぼ新品」の私物コレクション。
今回、この存在を明らかにし、娘とこんな約束をしました。
- 合格したら:ご褒美として『鬼滅の刃』全巻セットを譲る
- 不合格でも:ちゃんとワークを勉強して試験に臨めたら、半分あげる
「合格しなくても、やり遂げたら半分もらえる!」という安心感と、「全巻欲しい!」という情熱が合わさり、自ら、または親が声をかけたら高確率で勉強していました。
親としては、新たな出費は完全に0円!
隠しコレクションを有効活用しただけで、娘のやる気に火がつきました。
小学生の英検5級おすすめ教材2冊をレビュー!「学研➔ 旺文社」を各1周で合格!
勉強嫌いな子にとって、「書く量が多いこと」は最大の苦痛です。
わが家で選んだテキスト2冊は、その点をバッチリクリアしていました。

2冊のテキストに共通する「嬉しい特徴」は?
そして、どちらのテキストも、親の補助は必要なく、小学校高学年の娘が一人で進めることができました。
それぞれの特徴はこちら。
| テキスト | 学研「英検5級をひとつひとつわかりやすく。改訂版」 | 旺文社「DAILY 2週間 英検5級 集中ゼミ 3訂版」 |
| おすすめ度 | ★★★(まずはここから!) | ★★★(仕上げに最適!) |
| こんな子に | 文法を学ぶのが初めて | 基本的な文法を習っている、またはテキスト2冊目 |
| 中身の特徴 | 基礎をやさしく・カラーが多い | 実践的な解き方のコツが満載 |
そして、娘の3ヶ月のリアルな学習スケジュールは、このような流れでした。
| 時期(試験3ヶ月前~) | 使ったテキスト | 娘の勉強の進め方 |
| 最初の2ヶ月弱 | 学研(緑) | 時々サボったり、時にはまとめて2~3ページ進めたり。ややスローペース。 |
| 後半の1ヶ月強 | 旺文社(ピンク) | 1日分の区切りは気にせず、自分のペースで進める。模擬試験にも挑戦。少しペース上がる。 |
| 試験当日 | 旺文社(ピンク) | 赤シートで最後の復習! |
最初は、「サボりそうだけど、3ヶ月あれば1冊は終わるよね」と思って始めた、学研(緑)のテキストでした。
ですが、娘の「スマホ延ばして!」の執念(笑)によるまとめ学習もあり、思ったより早く、2ヶ月弱で一周することができました。
そこで、「あと1ヶ月以上あるし、もう1冊やる?」と娘に聞くと、意外にも「やる!」と言うので、旺文社(ピンク)のテキストを追加しました。
では、実際に使った2冊のテキストを順番にレビューしていきます。
1冊目:学研「英検5級をひとつひとつわかりやすく。改訂版」
まずは、とにかく初めてでも分かりやすそうなこの一冊を店頭で選び、スタート。
見開き1ページの30項目+予想テストや模擬試験など、というボリューム的にも見通しの立ちやすい構成だと感じました。
カラーのページが多く、視覚的にとても見やすいです。

左ページで基本的な文法を「ひとつひとつ」丁寧に教えてくれて、まだ学校で英語の文法を習っていない子でも、すぐ右ページの問題がパッと解ける、優しい構成になっています。
知識がゼロからきれいに積みあがっていく感覚があります。

左のページに書いてあるから、何となく分かった!
リスニング音声はQRコードを読み取るだけで、手軽に聞けます。
この学研のテキストをやっていた初期の頃、娘はサボったり、逆にスマホ時間が欲しくなると1日に2~3ページまとめてガッと進めたりと、ややムラのある進め方をしていました(笑)。
それでも、なんと、これまでにワーク類を最後までやりとげたことのなかった娘が、あっさりと2ヶ月弱で一周することができました。
2冊目:旺文社「DAILY 2週間 英検5級 集中ゼミ 3訂版」
1冊目の学研(緑)のテキストを終えた時点で、試験まで「まだあと1ヶ月強」の期間がありました。
そこで、「念のため、もう1冊やっておこう!」と追加で購入したのが、こちらの旺文社(ピンク)のテキストです。表紙に「2週間」と書いてあったのもポイント。
こちらは1ページ目から、試験に合格するための実践的なアドバイスが載っていて、英単語を覚えながら、練習問題をどんどんやっていく感じです。
既に基本的な文法を習っている子(あるいは1冊目を終えた子)に向いているテキストだと感じました。

ここに注意!勉強嫌いな小学生には「1日分」のボリュームが多め?
ただ、このテキスト、実際に中身を見てみると、1日分が、「説明と例題で見開き2ページ」+「練習問題で見開き2ページ」の合計見開き4ページという構成。
勉強嫌いな娘にとっては、1日分としてはちょっと多めのボリュームです。
娘のマイペースな進め方で、1ヶ月強で1周できた
そのため、娘は、テキストに書かれている「1日分の区切り」はあまり気にせず、自分で無理なくできる分量をその日の気分で(?)進めていました。
相変わらず見開き1ページだけの日もあれば、日によってはお尻に火が付いたのか、あるいはスマホ時間目当てに2~3ページ進めたりと、完全にマイペースを持続。
結果として、あまり負担を感じることなく、約1ヶ月強の期間をかけて、自分の力で1周することができました。
ちなみに、こちらのリスニング音声は専用アプリをダウンロードして聞く形だったため、娘からはこんな本音も。

アプリはちょっとめんどかった。
娘に「どっちのテキストが使いやすかった?」と後から聞いてみたところ、「ピンク(旺文社)が分かりやすかった!でも、緑(学研)を先にやってたから内容が分かったんだと思う」と言っていました。
2冊のステップアップの相性がバッチリだったようです。
直前の模擬試験で合格圏内へ!
本番前、ピンクの旺文社テキストに付いていた「模擬試験」を、きちんと時間を計ってやらせてみたところ、見事に合格圏内の点数をマーク。安心して本番に臨むことができました。
試験当日、娘はピンクの旺文社テキストを試験会場にも持参。

赤シート付きだからこれ持ってく。
試験会場でも、最後の最後までテキストを見て復習していました。
気になる合格時の「リアルな点数は?」
ここで気になるのが、わずか3ヶ月勉強した娘の、実際の合格スコアですよね。
結果から言うと、総合点は、850満点中「665点」でした!
英検5級の合格基準点(合格に必要なスコア)は約6割の419点ということなので、自分のペースで進めた「わずか3ヶ月」だった割には、かなり余裕を持ってしっかりと合格圏内にすべり込むことができました。
「めちゃくちゃパーフェクトな高得点!」というわけではないかもしれませんが、塾に通わず、おうちでの独学だけで初めて挑んだ試験としては、上出来な結果です。
娘もこの数字を見て、「まあまあできてた!」と、とても誇らしげな顔をしていました。
物で釣って勉強させるのはアリ?合格した娘に本音を聞いてみた
「物で釣って勉強させるのは良くないのでは?」と、私自身も少し迷いました。
試験が終わったあと、娘に「どうして勉強嫌いなのに、今回は英検を頑張れたの?」とストレートに聞いてみました。
すると娘は、

だって、鬼滅が欲しかったから!あと、スマホを延ばしてもらいたかった時もできた。
さらに私が、「テキストが、字をたくさん書かなくていいやつだったからっていうのもあるんじゃない?」と聞くと、

まあ、そうかも。
宿題もラクにできたし。
…と笑っていました。
正直なところ、勉強嫌いな子が「合格」という大きな成功体験を掴むためのキッカケとしてなら、ご褒美システムは大いにアリだと思っています。
小さかった頃はボロボロにされそうで隠していた私の『鬼滅の刃』全巻ですが、頑張って手に入れた今は、娘はとても大切に読んでいます。
「頑張って自分の力で欲しいものが手に入った」という実感が、次への自信に繋がったようです。
ちなみに、「次は英検4級に挑戦してみたら?」と勧めてみたところ、娘からは、「次は『呪術廻戦』がほしい!」とのリクエストが返ってきて、早速、また学研テキストからスタートしています。
呪術廻戦は隠し持っていないので、さてどうしよう…(汗)。
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まとめ:まずは一冊のテキストを親子でパラパラめくることから
最後に、今回の記事のポイントはこちら!
- 「書く量」が少ない選択式のテキストを、「学研→旺文社の順」に解いた!
- 自学宿題への流用やスマホ延長ルールなど、日常のルールに組み込んだ!
- 特別感のあるご褒美でモチベ維持!親の私物コレクションなどを再利用できたら出費ゼロ。
「勉強しなさい!」と毎日怒ってウンザリする前に、まずは一冊の分かりやすいテキストと、子どもがワクワクするような小さな交換条件から、ズボラに始めてみませんか?
合格証書を手にした時の、娘の得意げで嬉しそうな顔は、何物にも代えがたいものでした。
まずは第一段階として、「学研の緑のテキスト」を親子でパラパラと眺めてみることから、一歩を踏み出してみませんか?
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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。






