「もうすぐ家庭訪問だけど、お茶やお菓子ってどうすれば…?」
4月から5月にかけては家庭訪問のシーズン。
でも、2020年から2022年まではコロナ禍で実施されませんでした。
2023年に5類に移行し、久しぶりの家庭訪問。
以前と何が変わったのか、どこまで気を使うべきか、悩ましいですよね。
この記事では、コロナ禍を経て変化した家庭訪問のお茶出しについて、わが家(地方の公立小学校に通う子どものいる家庭)の2年間の試行錯誤に基づいたリアルな体験談と、現時点での最適解をご紹介します。

この記事は、以下のような方におすすめです!
- 今年、小学校の家庭訪問を控えていて、お茶出しについて悩んでいる保護者の方
- コロナ禍以降、初めて家庭訪問を迎える保護者の方
- 先生に失礼なく、かつスマートにお茶出しを済ませたい方
【結論】冷やした麦茶をグラスで!氷なしがスマートな配慮
結論として、コロナ禍後の家庭訪問におけるお茶出しは、冷蔵庫で冷やした麦茶を、氷なしでグラスに注いでお出しするのが、先生への配慮と、程よいおもてなしのバランスが良いと感じています。
2023年:コロナ後初!未開封ペットボトル緑茶で持ち帰りもスムーズ
2023年、コロナ後初の家庭訪問。飲食についてどこまで配慮すべきか、正直戸惑いました。
学校からの指示は特になかったため、ネットで情報収集。
そこで考えたのが、先生がその場で飲んでも、持ち帰っても良いように、という方法でした。
- 冷やした未開封の小さなペットボトル緑茶(200ml程度)
- コースターに載せておく
流通量の多い500mlのペットボトルの方が経済的ですが、持ち帰る際に先生が気を遣うかもしれないと考え、あえて飲みきりサイズを選びました。
当日、先生はマスク姿。こちらもマスクをしてお迎えしました。
懇談時間は10分。
時計を見ながらぎりぎりまで懇談し、最後に先生が「すみません、お茶を頂きます」と仰ったので、「はい、よろしければお持ち帰りください」とお伝えすると、「ありがとうございます。では遠慮なく」と、未開封のまま持ち帰られました。
これは、無駄にならず、先生のタイミングで飲んでいただける、なかなか良い方法だったのでは!…と思いました。
しかし、冷静に考えると、先生は一日に何軒も生徒宅を訪問されます。
小さなペットボトルは割高ですし、そこまで気を遣う必要があったのかという疑問も湧きました。
突然、「玄関先」のパターンも
また、姉弟の先生それぞれに対応しましたが、「玄関先で結構です」と言われた先生もおり、テーブルに用意していたお茶をうっかり渡し忘れてしまったケースも…。
お茶菓子について
なお、お茶菓子については、召し上がる時間もないだろうし、お茶とお菓子を両方持ち帰って頂くのはますますやり過ぎかも…と考え、用意しませんでした。
今考えても、お茶菓子はなくて良かったと思います。
実家の母も言っていましたが、私自身が小学生の頃の家庭訪問は、もっと時間に余裕があり、お茶もお茶菓子もお出ししていた記憶があります。
当時は、現在よりも、それらをゆっくり味わって頂く時間があったのかも…と思うなどしました。
2024年:麦茶をグラス出し!でも氷に少し後悔…
2024年の家庭訪問では、学校行事などでもコロナへの意識が薄れてきたのを感じており、未開封ペットボトルの割高感も気になりました。
来客には緑茶が良いかとも思いましたが、近年の家庭訪問は短時間に設定されていることが多いため、お茶の準備でお待たせしたり、懇談時間を削るのは避けたいと考えました。
また、緑茶の利尿作用も考慮し、その場で飲んでいただくなら麦茶が良いだろうと。
初夏で日中も暑くなってきたので、冷たい麦茶にすることにしました。
しかし普段、私は、電気ポットの余り湯を使った「時短麦茶」を作っています…!
普通に美味しいとは思いますが、家庭訪問という場では、無難に、市販のペットボトル麦茶を購入することにし、冷蔵庫で冷やしておきました。
それをガラス湯呑みに移し、氷を少し入れてお出しすることにしました。
- ガラス湯呑みとコースター
- 冷やしたペットボトル麦茶を注ぎ、氷を少し
この年も、こちらはマスクをしてお迎えしましたが、先生によってマスクの有無は分かれました。
しかし、懇談中は先生は飲み物に手を付けることはないため、氷はどんどん溶けて無くなっていきます。
以前ネットで、他人の家の冷蔵庫の氷は気になるという意見を見たことを思い出し、「やっぱり氷は入れなくても良かったかも…」と思いました。
2025年:今年の最適解!冷えた麦茶を氷なしグラスで
2年間の経験を踏まえ、今年の家庭訪問では、
- ガラス湯呑みとコースター
- 冷やしたペットボトル麦茶
を用意し、先生がいらしたら、氷は入れずにグラスに注いでお出ししようと考えています。
未開封の200mlペットボトルは、持ち帰っていただきやすいというメリットはありますが、少し気を遣い過ぎに思えることと、少し事務的な印象もあるかもしれません。
グラスで出すことで、程よいおもてなしの気持ちを伝えつつ、懇談後に必要に応じて先生が喉を潤せるようにと考えました。
氷は、溶けて薄まる心配や、気になる方もいるかもしれない点を考慮して、今年は見送ります。
家庭訪問のお茶出しで本当に大切なこと:程よい配慮
試行錯誤を通して、家庭訪問のお茶出しで本当に大切なのは、過度なもてなしではなく、先生への程よい配慮だと思いました。
現時点での我が家の最適解は…
- 衛生面には配慮しつつ、程よいおもてなしの気持ちを伝える。
- 利尿作用の少ない麦茶は、先生も心理的に安心できるかもしれない。
- 懇談の時間を大切にするため、準備に手間取りすぎない。
- ごく短時間なので、お茶菓子は用意する必要はない。
まとめ:迷ったらコレ!冷えた麦茶を氷なしグラスで、スマートなおもてなし
最後に、今回の記事のポイントはこちら!
家庭訪問で、先生への配慮と、おもてなしのバランスが良いと思った我が家の最適解は…
- ペットボトルの麦茶を冷蔵庫で冷やしておき、清潔なグラスとコースターでお出しする。
- 氷は、溶けることや気になる方もいる可能性を考慮して、無くても良いと考える。
- お茶菓子は、先生の時間を考えると、不要と考える。
家庭訪問は、先生と大切な話をする機会です。
お茶出しに悩みすぎず、先生とのコミュニケーションを主要に考えるのが一番大切なのかもしれませんね。
上記は、あくまで地方の公立小学校における我が家の一例です。
地域や学校の方針、先生によって考え方は異なる場合がありますので、ご参考としてお読みください。
今回の記事に興味を持っていただいた方には、コロナ後の給食当番マスクについて、我が家の実例を書いた、こちらの記事も読んでいただけると嬉しいです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。