「子どもが幼稚園や保育園で使っていたミニハンカチやコップ拭き、すっかり色あせて古くなっているけど、思い出があって捨てられない…」
もしあなたがそんな悩みを抱えているなら、その古いミニハンカチに、もう一度活躍してもらう方法があります。
今回は、我が家で定着しているミニハンカチを使ったお手伝いと、子どもが楽しくお手伝いできる秘訣をご紹介しますね。

この記事は、以下の方におすすめです!
- お子さんにお手伝いを始めてもらいたい方
- 使わなくなったミニハンカチの活用法を探している方
- 子どもの自立心を育む方法を知りたい方
古いミニハンカチで「お手伝いが好き」な子どもに!
結論からお伝えします。
古くなったミニハンカチやコップ拭きを、「子ども専用ふきん」として再利用することで、お子さんが「自分でできた!」という達成感を味わい、お手伝いに意欲的になるという大きなメリットがあります。
なぜ?ミニハンカチがお手伝いデビューに最適な理由
普段、大人が使うような大きくて厚手のふきんは、小さな子どもたちには扱いにくいもの。
洗ったり、しぼったりするのも一苦労です。
そこで活用したいのが、吸水性の良いミニハンカチやコップ拭き。
子どもの小さな手にぴったりのサイズで、食後のテーブル拭きや、うっかりこぼしてしまった時の拭き掃除など、様々なお手伝いに最適です。
我が家で実践!お手伝いが楽しくなる3つの工夫
我が家では、子どもたちが楽しくお手伝いを続けられるように、次の3つの工夫をしました。
1.「専用ふきん」で特別感を演出
最初に、子どもたちと一緒に好きなハンカチを選び、「これは〇〇ちゃんの専用ふきんだよ」と話しました。
すると、それぞれ、好きな色やキャラクターのハンカチを選び、

これ僕の!
と喜んで、2人で競うように台拭きを始めてくれました。
それ以来、私が「テーブルを拭いてくれる?」とお願いすると、それぞれ自分のふきんを取りに行って、お手伝いしてくれています。
2.手の届く場所に専用収納を作る
大人が使うふきんは、キッチンの壁など、子どもの手が届かない場所に収納していることが多いですよね。我が家もそうです。
そこで、子どもたちが自分で取り出せるよう、ダイニングテーブルの近くに、ループ付きの洗濯バサミを設置し、専用の収納場所を作りました。

使い終わったふきんは、自分で洗ってしぼり、洗濯バサミにはさむように教えたところ、すぐに慣れて、一人で最後までできるようになりました。
また、洗濯バサミはカラフルなものを選び、子どもそれぞれが好きな色を決めました。
自分のものが一目で分かり、愛着も湧くので、おすすめです。
3.焦らず見守り、感謝を伝える
最初から完璧にできる子はいません。
我が家の子どもたちも、最初は、テーブルの拭き方やふきんのしぼり方が分からなかったり、うまく拭けずに屑を床に落としてしまったりしました。
例え失敗しても、そこで叱ってしまうと、子どもたちのやる気はなくなってしまいます。
「こうやると綺麗になるよ」と、お手本を見せ、一つずつ教えることで、子どもたちは、少しずつできることを増やしていきました。
どんな小さなことでもお手伝いができたら、必ず「ありがとう」「とっても助かったよ」と感謝の気持ちを言葉を伝えると、子どもたちも嬉しそうにしています。
感謝の言葉は、子どもの頑張りを認め、次の意欲につながります。
お手伝いは家族みんなを笑顔にする
お手伝いは、子どもが家族の一員として役に立っていることを実感し、自己肯定感や責任感を育む大切な機会です。
ちなみに、モンテッソーリ教育を取り入れている園では、年少さんの頃から小さなふきんを使った台拭きに取り組んでいました。
丁寧に教えてあげれば、幼稚園や保育園のお子さんでもきっとできますよ。
また、子どもが自分でテーブルを拭けるようになると、食べこぼしがあっても、親がついイライラすることが減り、家族みんなが穏やかな気持ちで過ごせるというメリットもあります。
我が家では、子どもが色々なお手伝いに挑戦しやすい環境を、これからも積極的に作っていきたいと考えています。
▼「自分でできた!」を小さなことから増やしませんか?
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まとめ:小さな一歩が大きな成長に
使い古したミニハンカチやコップ拭きを子ども専用のふきんとして再利用することは、環境にも家計にも優しく、何よりお子さんの成長を大きく後押ししてくれます。
最後に、今回の記事のポイントはこちら!
- 小さなハンカチは、子どものお手伝いデビューにぴったりの「専用ふきん」として再活用できる。
- 手の届く場所に専用収納を作り、「自分でできた!」を応援することが大切。
- 焦らず見守り、感謝の気持ちを伝えることで、お手伝いが楽しくなる。
ぜひ、ご家庭にある古い小さなハンカチから、お子さんとの新しいお手伝いの物語を始めてみませんか?
▼「捨てられない」思い出の品、もう一度活躍させてみませんか?
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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。