週末、子どもが持ち帰ってくる上靴。
でも、正直なところ、毎週洗うのは本当に大変ですよね。
「『上履き洗って』って言っても、子どもは全然やってくれないし…」
「私も正直、あのゴシゴシ洗いが面倒くさい!」
…と、ついつい見て見ぬふりをして、厄介な上履き洗いを先延ばしにしていませんか?
もしあなたが同じ悩みを持っているなら、ぜひこの記事を読んでみてください。
上靴洗いは、つけ置きでハードルを下げれば「ちょい楽」にできる!
実を言うと、以前は私も、上履きを洗う頻度は、1学期に1回程度でした。
しかし、ある日の参観日で見てしまった、我が子の真っ黒な上履き!
周りの子の靴と比べても、明らかに汚い…。
「子どもには、きれいな上靴で気持ちよく学校生活を送ってほしい!」
そう強く思ったものの、なかなか重い腰が上がらず…。
そんな私でも、今では上履き洗いを先延ばししすぎず、月1回程度は洗えるようになりました。
この記事では、私が実践して効果を実感した、面倒な上履き洗いのハードルをぐっと下げる「ちょっとだけ着手するつけ置きアイデア」をご紹介します。

この記事は、以下のような方におすすめです!
- 上履き洗いが面倒でしかたない方
- 子どもに手伝ってほしいけど、なかなかうまくいかない方
- 「完璧にピカピカ」でなくても、定期的に上靴を洗いたい方
「10秒チャレンジ」を応用!先延ばしグセをなくす方法
実は私も、有名な「マンガでよくわかる やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ 科学的に先延ばしをなくす方法」(大平信孝著・かんき出版)を読んで、先延ばし癖を克服するヒントを得ました。
マンガ版なので、“積ん読”が多い私でも、小学生の子どもでも、先延ばしせずにすぐ読むことができました。
すぐに実践できる考え方がいっぱいで、おすすめです!
特に「10秒チャレンジ」(P37~P38)という、少しだけ着手することで行動のハードルを下げるという考え方に感銘を受け、「これなら!」と上履き洗いに応用してみたのです。
その結果、今まで見て見ぬふりをしていた上履き洗いが、「ちょっとだけやってみるか」という軽い気持ちで取り組めるようになりました。
今回は、その具体的な方法を3つの秘訣としてご紹介します。
秘訣1:つけ置きでハードルを下げる
上履き洗いのハードルを下げるために、私が考えたのが、「つけ置き」というワンクッションを加えることでした。
いきなり腰を上げてゴシゴシこするのではなく、まずつけ置きをすることで、「ちょっとだけ着手」するのです。
つけ置きには、家にあったセスキ炭酸ソーダを使うことに。
セスキ炭酸ソーダは、弱アルカリ性なので、皮脂汚れや泥汚れを分解する効果があると言われています。
そして、セスキ炭酸ソーダを使った洗濯の仕方は、サイト「石鹸百科」様の「汚れのひどい衣類の予洗い」の方法を参考にさせて頂きました。
そこには、以下のように記載されています。
セスキ炭酸ソーダの量は、洗濯機の水30リットルにつき小さじ2~大さじ1位。
引用:セスキ炭酸ソーダでの洗濯 – 石鹸百科
使い方はとっても簡単。
まず、お風呂場でバケツにお湯を入れます。
我が家では、ダイソー300円商品の「多機能ビブバケツ(黒)」を使っています。

8ℓサイズなので、お湯の量は、目分量で5ℓ程度。
これなら、子ども2人分の大きめの上靴も余裕で入ります。
どうせなら一気にまとめて洗ってしまいたいですよね。
次に、セスキ炭酸ソーダを投入。
ひどく汚れた上靴が相手なので、衣類の予洗いよりも多めの小さじ2杯程度を溶かしてみました。
セスキ炭酸ソーダは水にサッと溶けるのが嬉しいポイントです。
そこに、子どもたちの真っ黒な上靴をバケツにドボン!
あとは、1時間ほど放置するだけ。
「え、これで楽になるの?」と思われるかもしれませんが、この1時間の放置が、我が家では驚くほど効果を発揮します。
まさに、「10秒チャレンジ」の力です…!
1時間の内に、「もう漬けてるんだから、今日やるしかない…」という、覚悟の決まった(?)気持ちになっていくのです。
1時間後、上靴を見てみると、お湯は濁っていて、「お、なんだか汚れが浮いてきてるかも?」と感じられます。

まだ劇的にきれいになったわけではありませんが、「これなら、ちょっとブラシでこすればきれいになりそう!」という期待感が生まれてくるのが不思議です。
秘訣2:脱完璧主義!「大まか洗い」で子どもも戦力に
つけ置きが終わったら、いよいよ洗う工程へ。
ここでのポイントは、「つけ置きしたおかげで、あとは大まかにこするだけ」という軽い気持ちで取り組むことです。
以前の私は、「せっかく洗うんだから、ピカピカにしよう」と気合が入りすぎて時間をかけてしまい、上靴洗いから遠ざかる要因になっていました。
そんな完璧主義を手放すことで、心理的なハードルがぐっと下がります。
セスキ炭酸ソーダ水でそのままこすり洗いもできますが、その場合は、アルカリ性なので、手荒れの可能性を考慮し、ゴム手袋を使うと安心です。
我が家では、私がゴム手袋が面倒なのと、子どもたちもゴム手袋をつけると洗いにくいと言うので、一旦上靴を軽くすすいで、ウタマロクリーナーをシュッシュッとスプレーして洗っています。
ウタマロクリーナーは、上履き専用ではありませんが、肌に優しい中性のアミノ酸系洗浄成分なので、自己責任で使用しています。
スプレータイプで手軽に使えて、洗面所など家中の掃除に使えるので、洗剤の種類を増やしたくない私にピッタリです。
そして、靴洗い用のブラシで「大まかに」こするだけ!
「つけ置きしてあるから、あとは軽くこするだけでいいよ」と声をかけると、子どもたちのハードルも下がり、つけ置きの効果に対する好奇心も働くのか、手伝ってくれることが多いです。
実際、今回も2人とも「大体で良いならやるー」と言いながら、ブラシでこすってくれました。
さらに、つま先などのゴム部分の汚れには、メラミンスポンジが効果を発揮します!
ぜひ試してみてください。
秘訣3:小さな成功体験が、習慣化を生む
子どもたちが洗い終わった上靴は、隅々まで完璧に磨き上げられたわけではありません。
しかし、「Beforeと比べると、確かに白くなってる!」と実感できるレベルにはなっています。
セスキ炭酸ソーダのつけ置きとウタマロクリーナーの力で、汚れが浮き上がり、軽い力でも落としやすくなっていると感じます。
そして大切なのは、この「簡単にできた!」「きれいになった!」という小さな達成感です。
「完璧にやらなきゃ」というプレッシャーがないからこそ、「こんなに簡単なら、またやってもいいかな」という気持ちにつながりやすくなります。
この小さな成功体験の積み重ねこそが、先延ばし癖を克服し、上履き洗いを習慣化するための重要な一歩だと感じています。
まとめ:上靴洗いの「面倒」を「ちょい楽」に変える3つの秘訣
最後に、今回の記事のポイントはこちら!
- つけ置きでハードルを下げる:「ちょっとだけ着手」することで、面倒な上履き洗いのハードルを下げます。
- 「大まか洗い」で子どもを巻き込む:これならできるかも、と子どもも手伝いやすくなります。
- 完璧を目指さない:小さな達成感が、継続の力になります。
上履き洗いは、「完璧にきれいにしなきゃ」と思わなくても大丈夫。
まずは「つけ置き」という魔法のワンクッションを試して、「ちょっとだけやってみるか」という軽い気持ちで一歩踏み出してみてくださいね。
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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。